2007.2 [
Vol.53
]
16年度産廃総排出量、前年度より600万トン増
最終処分量は400万トン減【環境省】
環境省は平成19年1月22日、16年度の産業廃棄物の排出・処理状況の調査結果を公表しました。
16年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約4億1700万トンで、15年度に比べ、約600万トン(約1.3%)増。産廃排出量は8年度以降は微減傾向にありましたが、16年度は15年度に続く前年比増、4億1000トン以上の排出となりました。
業種別排出量では15年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(同22.1%)、農業(総排出量中21.4%)、建設業(同19.0%)、鉄鋼業(同8.9%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(同8.8%)、化学工業(同4.0%)の上位6業種で総排出量の約84%を占める結果となり、廃棄物の種類別排出量も15年度同様、汚泥(45.1%)、動物のふん尿(21.0%)、がれき類(15.0%)の上位3品目だけで総排出量の約81%に達しました。
なお再生利用量は産業廃棄物全体の51%にあたる約2億1400万トン(15年度約2億100万トン)に増加。減量化量は約1億7700万トンと15年の約1億8000万トンより少ない結果となりましたが、再生利用量の増加が実り、総排出量が増えたにもかかわらず、最終処分量は15年度の約3000万トンよりさらに少ない2600万トンにとどまりました。
16年度のごみ総排出量5059万トン1人1日では1086グラム排出
環境省は平成18年6月29日付けで、16年度の全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)排出・処理状況の調査結果を公表しました。
16年度の一般廃棄物の総排出量は、15年度の5161万トンより2.0%減少した5059万トンで、1人1日あたりのごみ排出量も15年度の1106グラムより1.8%減少し、1086グラムとなりました。一般廃棄物の排出量はここ数年、ほぼ横ばい傾向が続いています。
全国の自治体の取組み状況では、1人1日あたりのごみ排出量が最も少なかったのは、人口10万人未満では奈良県野迫川村(排出量:165グラム)、10万人以上50万人未満では千葉県野田市(同681グラム)、50万人以上では東京都八王子市(同946グラム)、リサイクル率が最も高かった自治体は、人口10万人未満では長野県坂井村(リサイクル率:90.5%)、10万人以上50万人未満では神奈川県鎌倉市(同:45.6%)、50万人以上では東京都八王子市(同:24.3%)という結果でした。
し尿処理については、総人口1億2761万人のうち、下水道を利用している人の数は8006万人(62.7%)、浄化槽を利用している人の数が3232万人(25.3%)、水洗化されていないトイレを使っている人の数が1522万人(11.9%)であることが判明しました。