2005.1 [Vol.31]


新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
人々の環境への関心が地球規模で高まるなか、
私たちは持てる技術やノウハウを駆使し、
人と環境との、よりよい調和をめざしていっそう研鑽努力して参ります。
2005年元旦


 北九州PCB廃棄物処理施設04年12月処理開始 【環境省】


環境省が日本環境安全事業(株)を活用して整備を進めていた「北九州ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理施設」で、平成16年12月18日から全国で初めて、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物処理が開始されました。
13年に制定されたPCB廃棄物処理特別措置法では、日本環境安全事業(株)が、国の指導のもとに全国数か所でPCB廃棄物の広域的な処理施設を設置し、処理事業を行うことになっています。これを受けて現在、全国5か所でPCB廃棄物処理施設整備が進められており、このうち北九州ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理施設は中国、四国、九州、沖縄の17県に保管されているPCB廃棄物を処理する施設として計画されていたものです。


 ポリ塩化ビフェニルの毒性が社会問題化。製造中止へ。


ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、絶縁性(電気を通しにくい)、不燃性(燃えにくい)などに優れた特性を有することから、トランス、コンデンサといった電気機器をはじめ幅広い用途に使用されましたが、昭和43年にカネミ油症事件が発生して、その毒性が社会問題化し、昭和47年にPCBの新たな製造は中止されました。
PCBを使ったトランス等の処分のため、民間主導によるPCB廃棄物処理施設の設置が図られてきましたが、なかなか処理施設は設置できず、また30年以上にわたって長期保管するなかで紛失したり、行方不明になるなど、環境汚染が懸念されていました。
2001年の「PCB廃棄物適正処理特別措置法」の制定などにより、日本環境安全事業株式会社を活用した安全・確実な処理を実施する仕組みができたわけです。


 北九州ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業


北九州市の事業は、中国地方、四国地方、九州地方の17県内にあるPCB廃棄物の適正処理を図ることを目的とし、PCB廃棄物処理施設は同市若松区に設置されました。
今後、環境事業団が国の指導のもとに全国数か所でPCB廃棄物の広域的な処理施設を設置し、処理事業を行うことになっており、実際にPCB廃棄物処理事業の実施計画が認可されたのは、北九州市での事業が初めてのケースとなります。



日本環境安全事業株式会社ホームページ資料より